Q&Aコーナー(被災者・一般の方向け)

被災者の方、防災や心のケアの専門職以外の方、ボランティアの方などで、災害時の心のケア、地震防災について聞いてみたいことがある方は下記に書き込みをお願いします。

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  • “ホームページ”という欄は空欄にしておいてください。
  • 質問内容を確認後、コメント欄にお返事を掲載します。
  • 誹謗、中傷、防災と心のケアとは無関係な内容の書き込みはご遠慮ください。

コメント: 12
  • #12

    梨谷竜也(呼びかけ人) (月曜日, 30 5月 2016 13:30)

    トシ様
    お返事が遅くなり、申し訳ありません。

    さて、いわゆるカウンセリングを受けにくる人の多くはカウンセラーに話を聴いてもらいたいという部分がありますが(それでもみんなではないのですが)、避難所にいる被災者の方々の中には話をしたくない人、特に被災そのものに関する話はしたくない人がかなりの割合でおられます。まだ安心安全感を感じられない状況の中で、安心安全感のない見知らぬ人には話をしにくいものです。

    中にはそれでも聞かれたので話す人、あるいはむしろ積極的に話したい人もいるとは思います。しかし話すことで嫌な気持ちがよみがえってきますし、その夜眠れなくなるかもしれません。今はなるべく考えないようにして頑張ろうと思っていたのが崩れてしまい余計に頑張れなくなってしまうかもしれません。こういうことを繰り返しているとそのうち「あのことは絶対人には話さない」という風になってしまい、それは将来的にはその人をよりしんどくしてしまうことにもなりかねません。ですので、特にまだ発災から日の浅いこの時期、地震や被害のことは直接聞かないほうがいいでしょう。

    私が別の災害で避難所を回ったときは、聞くとしたら、体調はどうかといった健康面の話、具体的な困りごとがないかどうかといった話が中心でしたし、それに対して具体的な解決策や情報を提供するようにしていました。リラクセーションなども行っていましたが、これは知識がなければできません。

    他には他愛もない雑談を結構したと思います。相手が子どもであれば普通に遊んだりしていました。こういった普通の関わりは重要だと思います。

    深刻な話になった際も、こちらからその話を深めることのないように気をつけていました。

    その他でしてはいけないことは、
    ・むやみに励ますこと
    ・大変ですね、辛いですねと、いきなり言うこと
    ・話したくなさそうな人にしつこく話をしようとすること
    ・不正確な情報を伝えること

    などでしょうか。サイコロジカル・ファーストエイド(PFA)という、被災者への心理支援マニュアルがあります。専門家でなくても読めるように作られているので、こちらは是非読んでから現地に行って下さい。
    http://www.j-hits.org/psychological/

  • #11

    トシ (土曜日, 28 5月 2016 01:40)

    夜分すいません
    質問させていただきます。
    私はこれから被災地に傾聴ボランティアとして入りる予定です。
    ボランティアとして避難所等に入り、そこの方と接する際、こちらから最初に声をかける時、この様な声かけはやめた方がよい、こういうことはしてはいけない、ということや、またこのように話しかけていく、接する、といった注意点やポイントがあれば教えていただければと思います。

  • #10

    生活弱者 (金曜日, 20 5月 2016 21:22)

    再度のお返事、本当に感謝いたします。
    夢の支援について拝読していましたら、
    当方も涙があふれてきました。
    こんな中でもどうにか心は残ってくれているようです。

    当方は被災は初めての経験でしたけれども、
    身体障害を親から告げられずできの悪い健常者として
    社会に遠慮しながら生きてきたこと、機能不全の家庭、
    小学校高学年の時には父親が病に倒れ、姉と2人で自活した時期もあり
    夢を抱くなど考えてもおらず、適性であるとか、家庭の事情によって進学も就職もしてきました。
    不自由なあなたなんかにタッチタイピングができるわけがないと揶揄されたのがどうしても忘れられず、懸命に練習をして結果SEになりました。自分の想いが初めてそのまま形になった気がして
    嬉しかったのを覚えています。
    ですが、その仕事も自分ではどうにもできない事情によって
    諦める(表現がふさわしくないのですが)必要がありました。
    だけどもそれがきっかけで、絶対にできるはずがないと思い込んでいた保育の仕事につくことができました。
    障害者のくせにと言われることも少なくはありませんが、
    当方との関わりを楽しんでくれる子どもが一人でもいてくれることは
    本当にありがたいし、充実感を感じます。
    今、離人感があるなかでそうした気持ちにこたえられないジレンマ、その葛藤が伝わらないというきつさに自分を保つ方法を見失っていますけれど、でも、
    夢はアクシデントから見えてくることもあるよと、
    それだけはお伝えできると思って…
    冨永様にはたくさんのお役目があるなか、
    長文のお目通し恐縮ですが、是非とも知っていただければと思った次第です。
    毎度、心を温めてくださり、また、省察の機会を与えてくださって、
    本当にありがとうございます。

  • #9

    冨永良喜(呼びかけ人代表) (木曜日, 19 5月 2016 23:28)

    「生活弱者」様
    関東で大きな揺れがあったのですね。私はこの4日間ほど、2004年12月インド洋大津波で大きな被害を受けたインドネシア・アチェを訪問していました。当時幼児だった子どもさんが高校生になって勉強をがんばっていました。その高校は日本語の選択授業があり、日本に関心を持っている生徒さんがたくさんいるようでした。その高校の先生方も津波で家族を亡くしつらい思いを抱えながら、いまここにいる生徒さんの夢を後押ししていました。生徒さんのなかには、親やきょうだいを亡くされた方もおられました。私は、「あの日のこと」を尋ねるのではなく、夢をどうすれば叶えることができるのだろうかと、いっしょに考えました。

    >今後のために今自分に必要だった備えなどを少しずつ発信しました。
    そうすることで、自分の恐怖心や離人感が不思議と和らぐ気がしました。

    このメッセージが、夢をあきらめかけている人への力になるのだと思いました。
    <自分の経験を今同じようにつらい思いをしている人に届ける、その主体的な行動が、恐怖心や離人感を和らげる力になる>
    すごいですね。私はこのメッセージを読み、こみ上げてくるものがあります。人がもっている不思議なポジティブな力にふれたときに、涙がこみあげてきます。
    あなた様のお便りに心より感謝いたします。

  • #8

    生活弱者 (火曜日, 17 5月 2016 13:07)

    お返事、拝読しました。ありがとうございます。
    自分に落とし込むように何度も読み返しています。
    昨夜、関東で大きな揺れがありました。
    以前、住んでおりましたので
    大切な友人知人もたくさんいて…
    緊急予報が出たときには猛烈な不安が出てきましたが
    ひとまず大きな被害がないと知り、
    今後のために今自分に必要だった備えなどを少しずつ発信しました。
    そうすることで、自分の恐怖心や離人感が不思議と和らぐ気がしました。
    復興への温度差はきつくても、
    自分と同じ思いをする方がこれ以上、増えてほしくはなくて。
    アドバイスを取り入れて、いつか、こうして苦しんだけど、
    今はもう大丈夫だよ!と伝えられるようになりたいです。
    ありがとうございました。

  • #7

    さや (月曜日, 16 5月 2016 17:53)

    たびたびのお返事ありがとうございます。
    ご紹介いただいたホームベージ、母にも伝えました。
    祖母のことは仕方ないのかなあという感じですけど、母まで参ってしまわないでほしいなと思います。
    母が話せる人は多分私しかいないので、話を聞いてあげたいと思います。
    またご相談するかもしれませんがそのときはよろしくお願いします。ありがとうございました。

  • #6

    梨谷竜也(呼びかけ人) (土曜日, 14 5月 2016 17:29)

    さや様
    ご家族の状況、さぞご心配のこととお察しします。

    おばあさまのこと、主治医の先生がおっしゃるように、認知症という病気は避難や入院など生活環境の大きな変化で悪化することが多いのは事実です。ですが、なるべく悪化させないようにする工夫、悪化したとしても安全を守る工夫というのがいくつかあります。東日本大震災の時に書いたものですが、下記をご参照ください。
    http://www.ajcp.info/heart311/?page_id=1711

    介護、とりわけ認知症のある方の介護は心身ともに疲労します。それを避難所で行うのですからなおのことです。そういう中で、さや様がお母様のお話を聞いてあげることは、介護者であるお母様のケアとしてとても役に立ちます。「どう答えてあげていいのか悩んでいます」とのことでしたが、ただ話を聴くだけでもお母様にとっては有難いことだと思いますので、さや様の負担にならない程度にこれからもお話を聴いてあげてください。

  • #5

    冨永良喜(呼びかけ人代表) (土曜日, 14 5月 2016 17:27)

    ハンドルネーム「生活弱者」様
    よく投稿してくださいました。心よりお礼申し上げます。といいますのはあなた様と全く同じ思いをして苦しんでおられる方がたくさんおられると思うからです。
    >世界の外側にいきているようなこの感覚、
    どうすれば元に戻るでしょうか。

    この感覚は、強い衝撃恐怖を体験した人の心におこる感覚です。あまりにも衝撃がつよいため心を凍らせて心をマヒさせて、その衝撃をなんとかやりすごそうとする心の働きのあらわれです。「マヒ」はトラウマ反応のひとつです。その感覚が戻るには、まずは、そういう感覚はこういう体験をした人の誰にも起こる自然なこと、むしろ、心がこれ以上傷つかないような対処なのだと思われてください。

    このトラウマ反応を減衰させていく自己回復力が人には備わっています。ただ、その自己回復力を妨げる要因として、外的には居住などの環境、内的にはマイナス思考とつよい回避です。回避は、すでに安全な刺激を避けてしまうと言う反応です。”地震”という言葉をみなくもないし聞きたくもないといったことです。言葉自体は安全ですが、不快なことを思い出させるきっかけ刺激になります。まだ災害から1ヶ月で余震が頻発しました、しているので、回避は対処でもあります。ここではマイナス思考を考えていましょう。

    そして、以前できていたのに今できないことに目を向けるより、こんな状況のなかで、できていることに目を向けてみてください。からだの不自由がおありですが、食事動作はどうでしょうか?こうやってパソコンを打つことができるご自分がおありですよ。

    そして、マイナス思考をついしてしまうときの姿勢や動作をふりかえってみてください。椅子座位がとれるようでしたら、背もたれから背を離して、背筋を伸ばしてみてください。背もたれがあるようでしたら、丸くしている背を伸ばして、胸をまえにだすようにしてみてください。そして、元に戻して、からだをやすめます。がんばってきたからだをいたわるように、体をほぐしたり、ゆるめたりしてみるのはどうでしょうか?

    これはこれまでの私の経験からのアドバイスですので、ほかにも「生活弱者」様にあったよいセルフケアの方法があるかもしれません。

    それから、つらい気持ちになるのも当然で、甘えではないです。むしろ、こんなときだからこそ、セルフケアと人に頼ることも必要だと思います。

  • #4

    さや (金曜日, 13 5月 2016 16:44)

    お返事ありがとうございます。
    母に聞いてみたら、避難所にもお医者さんは来ていたそうですが、いつも行ってる心療内科もやってたので、そっちに連れて行ったそうです。でも、お医者さんによるとこういうときは認知症は悪化するものだから仕方ないって感じだったそうです。お薬も出してもらえたようなんですけど、祖母が嫌がるのと、母も薬は気が進まないみたいで、断ったと言っていました。

  • #3

    生活弱者 (金曜日, 13 5月 2016 08:29)

    はじめまして。
    熊本地震にて自宅が危険判定となり、
    移転を余儀なくされたものです。
    当方は身体障害があり、最近は落ち着いていた麻痺の症状が強くなり、歩くのもやっとの状態です。
    毎日の生活においても、何ひとつ解決できていないなか
    日常に戻りつつある周囲との温度差に苦しみ、
    当たり前に仕事(幼児教育)や子育てをしていかなければいけないことが
    とても辛いです。
    ただ、みな被災者と思うと、そうした気持ちはただの甘えなんだろうと思うし
    踏ん張り時に限って動かなくなる自分の身体が恨めしく。
    生きるという事が、こんなにもきついことなのか
    それでも生きなければいけないのか
    そんな思いが頭を巡っている毎日です。
    地震前の生活の記憶がなく
    世界の外側にいきているようなこの感覚、
    どうすれば元に戻るでしょうか。

  • #2

    冨永良喜(呼びかけ人代表) (木曜日, 12 5月 2016 08:37)

    さや様
    投稿ありがとうございました。
    ご両親・妹さん・祖父母様が、避難所での生活を余儀なくされておられ、さや様は、遠方におられるため、電話やLINEで妹さんやお母様から相談されるということですね。とくに、祖母様が今回の地震をきっかけに、認知症がひどくなってその対応にお母様・祖父様がつきっきりで疲れておられるのですね。
    DMATやDPATあるいは日赤のケアチームが避難所を巡回されていると思います。DMATとDPATはお医者さんがチームにおられます。DPATは認知症の方への対応も専門だと思います。すでに、お母様が相談なさっているかもしれませんが、そういったチームにまずは相談されてはどうでしょう?いつそのようなチームが避難所を巡回されるかは、避難所を運営されておられる方にお聞きになればわかると思います。
    また、便りをいただけますでしょうか。

  • #1

    さや (水曜日, 11 5月 2016 12:40)

    避難所に両親と妹と祖父母がいます。
    家は全開ではありませんが、住めない状態です。
    公団住宅?の抽選もダメでしばらくは避難所生活になるかもですが、長くなってきて精神的に結構きつそうです。
    父と妹は仕事に行って避難所に戻る生活ですし、母は祖父母の世話で疲れています。祖母は認知症がひどくなったようで母も祖父もつきっきりになっていてキツいそうです。
    私は遠方に住んでて仕事もあるのでなかなか帰って手伝ってあげることもできないんですけど、妹や母からの電話やLINEにどう答えてあげていいのか悩んでいます。何を聞きたいのか、自分でもよくわからないのですが、何かアドバイスをいただけるとうれしいです。
    よろしくお願いします。